先週、フィルぽんがクリスマス前の中休みが欲しいということでアントワープへ行ってきた。 フィルぽんの休み(ここが重要。)という事で、彼の条件、車の運転×、飛行機×、フランス×(最近続いたので。)、電車の旅、というとイギリスから行ける所は限られている。 ブルージュは昔行った事があるので、それならばと私がいつも頭の片隅に置いていたアントワープに決定。 イギリスからはユーロスターに乗って、ブリュッセルまで行き、そこから電車で40分ほどでアントワープに到着。 実はユーロスターチケット購入の際に、間違ってブリュッセルまで買ってしまったのだけど、本当はAny Belgian stationという項目を選択すれば、24時間以内であれば、すべてのベルギー内の国鉄がそのチケットで乗れるらしい。(確か一昔前までは、自動的にユーロスターのチケットにチケット代が入っていたのでそのままチケットを見せるだけで行けたと思う。。。) ブリュッセルからアントワープまでは往復で一人15ユーロほどだったのでまあ、しょうがない、、、。 Antwerpen-Centraal(アルトウェルペン中央駅)に降り立った時にこの旅が素晴らしいものになる事は確信した。 駅でこの装飾は凄いと思う。 雨も降っていて、ちょっと疲れていたので取りあえず足早にタクシー乗り場まで行って旧市街にあるホテルへ。 3泊した間に本当たくさんのところへ行ったのだけど、とりあえず、小出しにお伝えして行こうと思っているので、クリスマス休暇のミッションとしましょう。笑 で、今回は街並みを。 もう、本当にどこを切り取っても絵になる街で、特に脇道を入った路地は格別。 街も綺麗で犬の糞もゴミも落ちてないし、なにしろパリなどに比べると治安も良かったと思う。 それと全体的に街に人が少ないようにも感じた。(まあ、観光のシーズンオフでしかも平日だったのもあるかも。) この写真のジャントルマンはそれはそれは上品な方で、一目でお召しになっているコートの仕立ての良さがわかった。 ちょうど行きたかった劇場内にあるカフェを探していて訪ねたのだけど、親切に説明してくださった。 息子連れの事も気遣ってくれて、エレベーターはどこにあるということまで。 いやあ、フィルぽんも見習って頂きたいほど、とても素敵な方だった。 ジェントルマンが行ってしまってから、私たちの会話は彼の事で持ち切りに。 何をしている人なんだろう、アートディーラーかファッション関係かなあとか、犬の散歩をしていたから、近所に住んでいるんだろう、とか。(いいおせっかい。爆) それほど脳裏に残るお方だった。 ホテルはルーベンスの絵でも有名なCathedral of Our Lady(聖母大聖堂)の近くだったので、滞在中はいろんな角度から大聖堂を観る事ができた。 街はトラムが走り、すごく情緒的。 この場所に決めた理由の一つは電車好きな息子が喜ぶだろうというのもあった。 右側に見えている建物はアントワープ出身でAntwerp Sixの一人、Dries Van Notenの旗艦店「Het Modepaleis」。 中に入る事はなかったけど、ファッションブティックが並ぶ一等地で堂々と佇んでいた。 トラムとArt Decoの町並み。
by Netherbury
| 2013-11-25 18:59
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