ある週末、KentにあるDungenessというところへ行く。 Dungenessといえば、地名でわかる人もいると思うけど、Derek Jarmanの庭へ行ってきた。 数年前から、行きたいと思っていたけど、なかなか機会がなく、ようやく実現。 ある冬に友人のSarahが家に来た時にふと本棚に手を伸ばし、 「ここへ2度行ったことがあるけど、すごく美しい場所だったよ。」 と言ったことが再び私の心に火を灯した。 この本を手に入れた時から、密かに憧れの場所だった。 まずは、街にある本にも乗っていたパブThe Pilot Innへ。 ここで、おいしいと言われている(本で)フィッシュ&チップスをランチで食べる。 たしかに美味しい〜。 しかし、巨大!これでSmallサイズ。 その後、いよいよ目的地に到着。車で海に向かって走ること5分。 なんともいえないロケーション。 だだっ広い敷地にポツン、ポツンとならぶフィッシャーマンコテージ。 あった、あった、Prospect Cottage。Derek Jarmanの家だ。 ここに住むってどんな感じなんだろう。 フィルぽんがパブの人に聞いたところ、この地はとても風が強くとても厳しいらしい。 冬とか想像したら、ブルっと来た。 このような地に自分が死ぬまでの間に暮らしたDerek Jarman。 遠くには原子力発電所もあり、いろいろ考えさせられる場所。 コテージの前には廃れた漁村を思わせる風景が広がる。 コテージの周りには石が敷き詰められ、いろいろな植物が植えられている。 その間に流木や石、錆びれた鉄でできたオブジェをみることができる。 植物が育つ種類が限られた土地。 ふだんイングリッシュガーデンで見られる光景とは全く違っている。 ストーンサークル。 Derekがどんな思いで庭を作っていったのだろうか。 コテージの壁には「The Sunne Rising」という詩が木製のレターで並ぶ。 ガラクタと一括りできない。 この地だからあえていいんだろうな。 こんなにどこを撮っても絵になるのは、この周りにはな〜んにもないし、人も少ないからかな。 数ある私の訪れた場所では、ダントツに印象に残る場所となった。 ブログランキングへ参加しています。 お時間があれば、1クリックお願いしま〜す!
by netherbury
| 2011-06-19 07:48
| Garden
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